久しぶりにネジを締めたり外したりしようとすると、意外とうっかり回す方向を忘れてしまってるときってありますよね〜!
ネジを締めたり外したりすること自体は、とっても簡単でなんてことない作業なのに、間違えて逆の方向に無理やり力づくで回してネジ山が潰れてしまい、、、
と情けない気持ちになったことがあるのは、私だけではないはず!!
この記事ではネジを締める時、外す時の回す方向と覚え方のコツも合わせて紹介します。
ネジを回す方向はどっち?
ネジを回す方向は一部のネジを除き決まっていて、右に回すとしまり、左に回すとゆるみます。
メモ
- 締める:右回り(時計回り)
- 外す:左回り(反時計回り)
基本的にほぼ全てのネジがこの方向で回せば、『しまり、ゆるむ』ので、どちらかの回す方向だけ覚えておけば問題なし!!
ネジを回す方向の覚え方のコツ!
ネジを回す方向の覚え方に正解なんてものはないですが、ちょっとした覚え方のコツがいくつかあるので紹介します!
覚え方のコツ①:ネジの回す方向が決まっている理由を知る!
一部の『逆ネジ・左ねじ』と呼ばれるネジを除き、ほとんどのネジの回す方向は右回り(時計回り)で締まり、左回り(反時計回り)で緩むと決まっているんですね。
なぜ、右で締まり左で緩むのか?
この理由を知っておくと覚えやすくなります!
右で締まり左で緩む理由
世界中の7割〜9割の人が右利きと言われていて、右利きの人の場合、右回り(時計回り)の方が力が入るから。
このようにして決められています。
実際に右利きの人であれば、『力が入れやすい方が締まる』と知っておくと覚えやすいですよ!
覚え方のコツ②:蛇口や瓶の蓋と同じ
右回りで締まり、左回りで緩むように決まっている理由を紹介しましたが、実はこれはネジだけではなく蛇口や瓶の蓋など多くの回すことで締まったり緩んだりするものに当てはまります。
ネジを締めたり外したりする機会はこれらに比べ少ないので、回す方向をうっかり忘れてしまいがちですが、恐らくあなたも蛇口や瓶の蓋の回す方向は迷わないと思うのです。
『ネジを回す方向は蛇口や瓶の蓋と同じ』と覚えるのも覚え方のコツです!
覚え方のコツ③:その他
他によく言われているネジを回す方向の覚え方としては
- 『の』を書く方向で締まる
- 時計回りに回すと締まる
などでしょうか。
個人的には、蛇口や瓶の蓋などと同じと覚えるのが1番覚えやすいと思いました!
逆ネジ・左ネジもある
一部、逆ネジ・左ネジと呼ばれる、回す方向が通常のネジの反対のねじもあり、主に以下のようなものに使われています。
- 扇風機の羽
- 車の右のタイヤナット
- バイクの右ミラー
車やバイクのタイヤナットの一部だったり、主に回転するものに逆ネジが使われることが多いです。
これは、『締めやすさ、外しやすさ』よりも『締まりやすさ』や『安全性』を重視しているためだと思われます。
ほとんどの扇風機の羽は右に回るので、回転方向と逆にして外れないようにするために逆ネジ(左ねじ)が使われたりします。
バイクの右のミラーは右に転倒した際に切れないようにだったり、自動車の右のタイヤナットの一部や、切削工具などの刃を止めるボルトなど、回転するものでさらに外れると危険性があるものに使われたりする印象です。
まとめ
まとめ
- ネジを回す方向は決まっている
- 右回り(時計回り)で締まる
- 左回り(反時計回り)で緩む
- 蛇口や瓶の蓋と同じと覚えると覚えやすい
- 逆ネジ・左ネジと呼ばれる回す方向が反対のネジがある
- 回転するものかつ外れると危険性があるものによく逆ネジは使われる
いかがだったでしょうか?
ネジを回す方向を間違えるとネジ山を潰してしまい簡単な作業がネジを交換したりネジ山が潰れたネジを外すための工具が必要になったりと手間になります。
この機会に覚えておくといいでしょう!