甘くて子供から大人まで人気のココア。
そんなココアですが、意外とカフェインが入っていることを知らなかったり、ココアとコーヒーの違いがわからないという方も多いようです。
カフェインを含むので、寝る前に飲んだり、子供や妊婦さんの飲み過ぎには注意が必要。
この記事では、ココアのカフェイン量をわかりやすくコーヒーと比較し、寝る前や子供、妊婦さんが飲んでも大丈夫なのか?わかりやすく紹介します!
また、記事後半では市販や通販のおすすめのココアやコーヒーと、カフェインが気になる方向けにカフェインレスの純ココアなども紹介するので最後までお読みくださいね!
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コーヒーだけじゃない!ココアにもカフェインは入ってる
カフェインが入っている飲み物と言えばコーヒーが真っ先に思い浮かびますが、実はココアにもカフェインが入っているんです。
と言ってもカフェインの代表格、コーヒーと比べるとカフェイン量は少量です。
カフェインを摂りすぎると…
注意ポイント
- 寝れなくなる、睡眠の質
- めまいや頭痛
などのデメリットばかりフューチャーされがちですが、適量であれば健康的な効能も期待できますし、デメリットの代表的な『寝れなくなる』というのも朝飲めば眠気覚ましになります。
カフェインに限らず、飲みすぎ食べすぎなど度が過ぎるとデメリットは付き物。
この記事を読んでくれているということは、ココアやコーヒーが好きなのだと思うので、ココアにカフェインが入っているのを知って飲まなくなるのではなく、飲む量やタイミングを変えて引き続きココアやコーヒーを楽しんでくださいね!
ココアとコーヒーの違い
この記事を書くにあたって、色々調べていると『ココアとコーヒーの違い』を検索する人が多いということを知ったので一応紹介しておきますね!
知ってるよという方は飛ばしてください^^
原料と製造方法
ココアとコーヒーはまず原料が違います。
メモ
- ココアの原料:カカオ豆
- コーヒーの原料:コーヒー豆
カカオ豆とコーヒー豆は違います。
どちらの豆も実の種子部分を乾燥させ精製するという点は共通していますが、大きな違いとしてはコーヒーは粉末状のタイプから豆まで販売されますが、製造工程の違いからココアは粉末状のものしか販売されないというところでしょうか。
カフェイン含有量
この後、ココアとコーヒーのカフェイン量を比較し紹介しますが、カフェイン量も違います。
また、原料が違うので当然、含まれている成分も違う。
ココアとコーヒーのカフェイン量を比較
ココアのカフェイン含有量はコーヒーに比べて少ないとお話したので、ここでは実際にココアとコーヒーのカフェイン量を比較して紹介します。
飲み物 | カフェイン含有量 |
エスプレッソコーヒー(50ml) | 140mg |
ドリップコーヒー(150ml) | 135mg |
インスタントコーヒー(150ml) | 68mg |
ピュアココア(100g) | 200mg |
まとめておいてあれなのですが、コーヒーも作り方や分量によってカフェイン量が違いますし、わかりにくいですね・・。
また、表の中ではピュアココアが1番カフェイン量が多い用に見えますが、1杯10g程度なのでココア1杯に換算するとカフェイン量は10mg程度となります。
コーヒーを1杯に換算するとカフェイン量は約60mg程度だそうなので、ココアとコーヒーのカフェイン量を比較するとココアのほうが少ないですね。
メモ
ココアは主に『ピュアココア』と『ミルクココア』があります。
ピュアココアとは、原料となるカカオ豆を完熟させペースト状にしたカカオマスからカカオバターなどの脱脂分を取り除き粉末状にしたもの。
ミルクココアとは子供の頃によく飲んでいた砂糖や脱脂粉乳が含まれたココアです。
紅茶・緑茶などカフェインを含む他の飲み物とカフェイン量を比較してもココアは少量
ココアはコーヒーと比較してもカフェイン量は少量でしたが、コーヒー以外にもカフェインを含む飲み物として有名な紅茶・緑茶・レッドブルなどと比較してもカフェイン含有量は少量なのです。
飲み物 | カフェイン含有量 |
紅茶(200cc) | 50〜100mg |
緑茶(200cc) | 50〜80mg |
烏龍茶(200cc) | 40〜50mg |
レッドブル(250cc) | 80mg |
ココア(200cc) | 5〜30mg |
こちらの表も目安程度にしてほしいのですが、ココアは他のカフェインが入っている飲み物と比較してもカフェイン量は少ないです。
1日に摂っていいカフェイン量の目安
そもそも1日のカフェイン摂取量の目安はどれくらいなのでしょうか?
調べてみると…
メモ
- 4歳〜6歳:45mg
- 7歳〜9歳:62mg
- 10歳〜12歳:85mg
- 成人:400mg
このくらいの数字が目安として紹介されていました。
ただ、諸説あるかと思いますし、1日に250mg以上のカフェインを摂取すると夜中に起きてしまう回数が増えて睡眠の質が下がるという情報も目にしたのであくまで目安として参考にしてみてください。
カフェインが入っているカフェイン含有量や摂取量の目安など、文部科学省の『日本食品標準成分表』をチェックするとより詳しく書いてあるので興味がある方は参考にしてみてください。
ココアやコーヒは寝る前に飲んでいい?
カフェインには興奮作用や覚醒作用、利尿効果があるので、寝る前にはなるべく摂取しないほうがいいでしょう。
どうしても飲みたいという場合は、コーヒーよりもカフェイン量が少ないココアがおすすめです。
逆にミルクココアであれば、カフェイン量は微量なので飲んでも大丈夫でしょう。
ココアやコーヒーが朝や仕事で集中したい時などに飲むのがおすすめです。
子供はココアをどれくらい飲んでいい?
1日のカフェイン摂取量の目安で紹介したとおり。
メモ
- 4歳〜6歳:45mg
- 7歳〜9歳:62mg
- 10歳〜12歳:85mg
ココア1杯でカフェイン量約10gくらいなのでお子さんの年齢で計算してみてください。
ただし、他にも緑茶や烏龍茶、紅茶だったり、チョコレートなんかにもカフェインは含まれるので、その辺りも考慮しましょう。
お子さんが飲むココアがミルクココアなのであれば、カフェイン量だけ見れば特に気にせず何杯飲んでも大丈夫といえば大丈夫でしょう。
コーヒーやココアは妊婦は大丈夫?
妊婦さんは特にカフェインの摂取量にも気をつけないといけませんよね。
先程紹介した文部科学省が紹介しているデータによると
1日あたりの健康に影響のない最大摂取量 | 機関名 |
300mg | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
200mg | 英国食品基準庁(FSA) |
300mg | カナダ保健省 |
上記の通り。
他の飲み物や食べ物などからもカフェインを摂取することも考えながら上記の表の摂取量の目安を参考にしてほしいのですが、やはりコーヒーよりもカフェイン量が少ないココアのほうがおすすめになります。
筆者は男なので妊婦さんの気持ちがわかりませんが、ものすごく甘いものを食べたり飲んだりしたくなることがあるのであれば、ミルクココアだとカフェイン量も微量ですし、そちらのほうがいいかもしれませんね。
カフェインが気になる人はカフェインレスの純ココアもある!
筆者もコーヒーが大好きで、たまに夜でも無性にコーヒーが飲みたくなることもあってカフェインが気になってしまうんです。
とは言え基本は夜は我慢しますが、どうしても我慢できないときにはカフェインレスの純ココアなどを飲むことがあります。
厳密には、ココアはカカオ豆からできているのでカフェインレスのココアは販売されていませんが、カカオ豆以外の豆から作られたココア風商品は色々と販売されています。
おすすめカフェインレスココア①:きなここあ
カフェインレスのココアの有名どころは『きなここあ』でしょう。
大豆から作られておりノンカフェインでありながらミルクで溶かして飲むとミルクココアのような味わいに名前の通りきなこっぽさが楽しめておすすめです。
楽天やAmazonで購入可能なので興味があれば試してみるのもいいと思います。
楽天:きなここあ
Amazon:きなここあ
おすすめカフェインレスココア②:有機キャロブパウダー
キャロブ=いなご豆のさやを乾燥させパウダー状にした商品で、先程の『きなここあ』よりもココアっぽさを楽しめます。
こちらも楽天やAmazonで購入可能なのでカフェインが気になるけどココアが飲みたいという方はチェックしてみてくださいね!
楽天:有機キャロブパウダー
Amazon:有機キャロブパウダー
おすすめのココア&コーヒー
最後に個人的におすすめのココアとコーヒーを紹介します。
普通に市販されているものや楽天やAmazonなどの通販で気軽に購入できるものになっています。
普段と違うココアやコーヒーを楽しむきっかけになれば幸いです。
ココア
インスタントココアもたくさんありますが、個人的に1番のおすすめは森永製菓の『セノビー』です。
楽天:セノビー
Amazon:セノビー
セノビーは栄養機能食品なので、美味しく栄養補給もできて、砂糖やミルクが入った調整ココアなので気軽に楽しめるのでおすすめ。
砂糖やミルクが入った調整ココアではなく、純ココアがいいという方は森永製菓の純ココアも人気が高いですよ!
楽天:森永製菓 純ココア
Amazon:森永製菓 純ココア
コーヒー
筆者はコーヒーが好きでコーヒー豆を焙煎したりするのですが、手間がかかるので、いつでも飲めるように常備しているのがAGFの『ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャルブレンド』です。
Amazon:ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャルブレンド
ココアとコーヒーを混ぜるとカフェモカに!
この記事を読んでくれているということは、ココアもコーヒーも好きな方だと思うのですが、カフェモカという飲み物はご存知でしょうか?
詳しくは以下の記事で紹介しているので読んで欲しいのですが、簡単に言えば『ココア+コーヒー』です。(厳密には違う)
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おすすめのココアやコーヒーを紹介しましたが、自分のお気に入りの定番ココア&コーヒーがあるという方でも、カフェモカにして飲んでみるとまた違った楽しみ方ができるので、ぜひ試してみてくださいね!
まとめ
まとめ
- ココアにもカフェインが含まれている
- ココアとコーヒーのカフェイン量を比較するココアの方が断然少ない
- ピュアココアで1杯約10g程度のカフェイン量
- ミルクココアは微量
- ココアは紅茶・緑茶などの他と比較しても少ない方
- 子供はミルクココアであれば量は気にすることはない
- 妊婦さんでカフェインが気になる方はミルクココアがおすすめ
筆者自身がココアもコーヒーも好きということもあり、ついつい長くなってしまいましたがいかがだったでしょうか?
ココアとコーヒーのカフェイン量の比較から1日のカフェイン摂取量の目安、おすすめココア&コーヒーと紹介してきましたが、普段と違うものを飲むだけでも違った気分が楽しめますし、一緒にこれからも楽しんでいきましょう!