こんにちは、今日は、日商簿記検定の話をしますね。
この記事でわかること
- 日商簿記検定は、ネット試験が出来た。
- 現在の日商簿記検定の概要
今回調べたのは上記のような感じ。
一緒に見ていきましょう〜!
試験の形態が変わった
2021年度以降、3級と2級は、ネット試験でも受験出来るようになりました。
それ以前は、試験会場で、受験生が集合して行う統一試験(ペーパーテスト)のみでした。
改正後の日商簿記検定の概要
試験日程
統一試験は、6月・11月・2月の年3回実施されます。
ネット試験は、随時(テストセンターが定める日)です。受験出来る日が、毎月複数回あり、ネットで予約して、会場に設置されているパソコン上で試験を受けます。(下書き用紙は配付されますが、試験後に回収されます。)
ネット試験は、受験者ごとに試験問題が、ランダムに出題されます。
受験申込方法
統一試験は、試験日の約2ヶ月前から、申し込み受付が開始されます。申し込み方法は、商工会議所によって違うので、受験地の商工会議所のホームページで確認しましょう。
ネット試験は、日商簿記2級・3級のテストセンターの全国統一申し込みサイトより、受験希望日時・会場・個人情報等を入力し、カードやコンビニ払いで受験料を支払います。
ネット試験は、毎月複数回実施されているので、もし不合格だった場合には、直ぐに次の試験を受ける事が出来るので、いい事だと思います。
今までの統一試験だと、不合格だった場合、次の試験まで長い期間があるので、それまでに熱が冷め挫折した人もけっこういますので、ネット試験は、ありがたいです。
受験料
受験料は、統一試験もネット試験も同じ、2級4,720円、3級2,850円です。
試験時間
以前の統一試験のみだった時は、3級も2級も2時間でした。
2021年からは、統一試験もネット試験も、3級は1時間、2級は1時間半となりました。
合格発表
統一試験は、試験日の1週間からⅠ月後に合格発表があります。
ネット試験は、試験終了後、即時に採点され、結果が画面に表示されます。合格者には、デジタル合格証が即日交付されます。
試験問題は、実施日ごとに差があるのか?
2020年までの、旧試験では、その時の試験によって、難しい問題が出題されたり、容易な問題が出題されたり、難易度にバラつきがありました。2021年度以降は、そのバラつきが解消されています。
これは、ネット試験では、問題がデーターベースから、ランダムに出題され、同時に受験しても、受験者によって違う問題が出題されます。問題の質を均一にする必要があるため、難易度のバラつきは無くなりました。
統一試験の方が、難しい問題を作成し易いですが、『統一試験とネット試験は、問題レベル等に差異は無い。』と定義していることから、問題の質は、統一試験とネット試験は均一化されています。
以上のように、日商簿記2級・3級は、受験し易くなっています。簿記は、いろんなところで役に立ちますので、取得しておいた方がいい資格ですね。
まとめ
まとめ
- 日商簿記検定は、ネット試験でも受験できるようになった。
- 統一試験もネット試験もレベルは一緒
- 受験各回によって、難易度に差が無い
- ネット試験は受験後、即日合否がわかる
こんな感じでしょうか。